こんにちは、ゆうです。
今日は「障害のある子どもの就学までの流れ」というテーマでお話していきたいと思います。
年長さんの1年間がどう進んでいくのか、そして親として何をいつ準備すればいいのか。ここを知っているかどうかで、その後の動きやすさがかなり変わってくるんですよね。
先にお断りしておくと、就学の流れは自治体によって細部が異なります。大枠は日本全国こんな流れなんですが、時期のズレなどは本当に市区町村ごとに違うんですよ。
細かいところは、お住まいの教育委員会や、療育につながっている方は施設の先生・相談支援員さんに確認していただくのが確実です。今日の話は「初めて見る方が、全体像を頭に入れる」ための参考としてお読みください。
就学よりも、まずは療育を受けたいんだけど…という方は以下の記事をお読みください。

結論を先に言うと、とにかく早め早めに動くこと。そして4月・5月の段階で「どの学びの場を目指すか」を明確にすることです。
これが年長1年間の全てを決めると言っても過言ではないかなと思います。
まずはゴール地点——4つの学びの場
流れの話をする前に、すごく大事なのは「ゴール地点はどこなのか」ということです。就学先は、次の4つの連続した学びの場から選ぶことになります。
- 特別支援学校
- 特別支援学級
- 通級による指導
- 通常学級
今の30代・40代、あるいはそれ以上の世代の方は、多くが通常学級に在籍していたと思うんですよね。
だから「特別支援学級」「特別支援学校」と言われると、どうしてもちょっと嫌だなと感じる保護者の方も多いんじゃないかなと思います。
お父さん自分の子が普通と違うと言われているような気がして苦しい。
その気持ちを僕は否定するつもりは全くありません。大事なお子さんのことですから、心が痛くなるのは当たり前です。
ただ一つだけ覚えておいてほしいのが、現代は昔と違って選択肢が増えた時代だということ。
昔は支援学級から通常学級へ移るなんてあまりなかったんですが、最近はそこを学校の先生も柔軟に対応してくれるところがあります。
だからこそ大事なのは、お子さんの障害の状態と教育ニーズを合わせて、最も力を伸ばせる場所を選ぶという視点です。
たとえば言葉がまだ出ていないのに通常学級にいると、いろんな場面で不便が出てきますよね。
逆に、勉強はすごくできるんだけれど多動が強くて集中しきれない子は、特別支援学級のほうが集中して勉強できる可能性もある。
場所が合っていないと、持っている力が出せないんですよ。ここは頭の片隅に置いておいていただけると嬉しいなと思います。
通常学級・通級・特別支援学級・特別支援学校の違い
通常学級と「通級による指導」
通常学級は、障害のない子どもと同じ学級で、座席の工夫・視覚支援・支援員の配置といった合理的配慮を受けながら学ぶ形です。多くの方が経験してきた一般的な学級ですね。
では通級とは何かというと、在籍自体は通常学級のままで、週の一部の時間だけ通級指導教室(特別支援教室)に行き、障害に応じた特別な指導を受けられる仕組みですね。
言語障害、自閉症、情緒障害、学習障害、注意欠如多動性障害(ADHD)などが対象です。
ただし知的障害は通級の対象外とされています。
ここは理屈で考えると分かりやすくて、自閉症やADHDは能力の一部分が凸凹しているイメージなんですよね。
だから、その一部分を通級でサポートしましょうという発想が成り立つ。
一方で知的障害は全体的な能力がゆっくりという状態なので、一部分だけ切り出して補うのではなく、特別支援学級でしっかり支援しましょうという形になることが多いんです。
時間数の目安としては、文科省の手引きで通級による指導は年間35単位時間〜280単位時間以内が標準とされています。
感覚的に多いのは週1〜2回くらいでしょうか。学習障害や注意欠如多動性障害については年間10単位時間(月1単位時間程度)が下限とされていて、実はそこまで多くは通わないんですよね。
基本は自分の学校の中で受けますが、他校に通う形や、教員が来る巡回指導という形もあるそうです。
特別支援学級。少人数で学ぶ場
特別支援学級は、在籍が通常学級ではなく特別支援学級になる点が大きな違いです。
人数も、通常学級が20〜35人くらいだとすると、こちらは1学級8人が標準。この基準は法律に基づいて維持されるので、支援学級の子が学校にたくさんいたとしても、1学級の人数がそれ以上に増えることはありません。
個別に支援してほしいという場合は、やはり特別支援学級のほうが手厚いですね。
対象は知的障害・自閉症・情緒障害・肢体不自由・病弱身体虚弱・弱視・難聴・言語障害などの区分に分かれています。
ADHDは単独というより、情緒的にも課題がある場合に自閉症・情緒障害学級に入ることが多いかなという感じです。
そして誤解されやすいんですが、特別支援学級にずっといるわけではありません。交流及び共同学習といって、通常学級の子と一緒に学ぶ時間も結構あります。
だいたい半分は特別支援学級、半分は交流級で過ごすイメージですね。
特別支援学校。生活のスキルを学ぶ場
特別支援学級と特別支援学校の違いは何かというと、僕の感覚では学級は「学習をするための場所」、学校は「今後の生活のためのスキルを学ぶ場所」という捉え方が近いかなと思います。
もちろん学校でも学習はしますが、それ以上に生きていくための力を育てる場所なんですよね。
対象は視覚障害・聴覚障害・知的障害・肢体不自由・病弱の子どもで、幼稚部から高等部まで置かれています。
小学部・中学部は1学級6人が基準、障害を2つ以上あわせ持つ場合は3人と、より手厚い体制が整っています。
たとえば自閉症で知的な度合いも重い場合、いわゆる強度行動障害と言われるような状態だと、普通の学校で席に座って勉強し続けるのはやはり難しい。
そういう場合は特別支援学校で、本人に合った支援をオーダーメイドで受けるほうが良いのかなという感じがします。
知っておきたい前提——平成25年の法改正で仕組みが変わった
流れの話に入る前に、これはぜひ覚えておいてほしいことがあります。
かつては、重い障害のある子どもは原則として特別支援学校に就学するという仕組みでした。
ところが平成25年の学校教育法施行令の改正でこれが廃止され、現在はすべての子どもがまず小中学校に就学することが前提になっています。
その上で、市町村教育委員会が「特別支援学校が適当」と認めた場合に限り、認定特別支援学校就学者として扱われる、という立て付けなんですね。
つまり、何もしなければ基本的には地域の小学校に通う形になります。逆に言えば、特別支援学校が合いそうだなと感じている場合は、早い段階からいろんなところに相談しておくことがすごく大事です。
療育につながっている方が多いと思うので、施設の先生や相談支援員さんに話を聞いてみるのが良いのかなと思います。
「何で決まるの?」——判断は5つの要素の総合判断
「うちの子はどの学級がいいのか、何で決まるんですか?」とよく聞かれます。たった一つの指標があるわけではなく、次の5つを踏まえて教育委員会が総合的に判断します。
- 障害の状態
- 本人の教育的ニーズ
- 本人・保護者の意見
- 教育学・医学・心理学などの専門的見地からの意見
- 学校や地域の状況
だから「勉強だけ頑張れば通常学級に入れるのか」「IQが伸びれば通常学級なのか」というと、そういうわけではないんですよね。
本人の特性上の問題も加味して、最終的には話し合いを含めて決めていく形になります。



教育委員会にこっちだと言われたら、もう変えられないの?
教育委員会にこっちだと言われたら、もう変えられないの?という質問もとても多いです。でも最近は保護者の意見を可能な限り尊重する方向になってきています。
学校の先生は1回しか見ていないこともありますし、教育委員会は書類の面でしか本人を見ていない可能性もある。
だからこそ、これは権利としてきちんと伝えていいんですよ。
地方都市あるあるなんですが、情報が十分に知られていないせいで、言われるままに「そうなんだ」と受け入れて、悶々としたまま進んでしまうご家庭が正直あります。
通常級が良かったんだけど、就学時健診で少し引っかかって、先生や教育委員会と話して支援学級になった。でもモヤモヤが残る、という形ですね。
そうならないためにも、「うちの子はこっちのほうが合っていると思う」と伝えていいということは、ぜひ知っておいてほしいなと思います。
学びの場は一度決めたら終わりではない(ただし本音を言うと…)
「支援学級に入ったらもう変われないの?」もよく聞かれますが、そんなことはありません。
特別支援学級に入って、思ったより成長したから通常学級へ。逆に、通常学級が良いと思ったけれど心理的な負担が大きいから特別支援学級へ。
決定後も、障害の状態や変化に合わせて変更できます。最近はかなり柔軟に対応してもらえることが多いです。
ただ、ちょっとだけ本音を言わせてください。こういう話をすると、多くの保護者さんが「じゃあ支援級から始めて、通常学級に行けたらいいな」とおっしゃいます。
気持ちはすごく分かるんですが、そんなに簡単に戻れるかというと、正直そういうわけでもないんですよね。
たとえば2〜3年間支援学級にいた子が、3〜4年生から通常学級に移るパターンは結構あります。
でもその時、授業のスピードについていけないことが結構あるんです。
周りの子は1年生から積み上げてきた「勉強の流れ」がもう板についている。
そこに途中から合流すると、うまくいかないことがある。慣れというのは思っている以上に大きいんですよね。だから最初の段階の決定は、その後をわりと長く引きます。
とはいえ、これで悶々と悩みすぎてしまっては本末転倒です。
まずは「こっちの学級が合っているかな」で決めていい。ただ、そういう現実もあるということは、僕は正直にお伝えしておきたいなと思っています。
年長の1年間はこう進む。月別スケジュール


さて、ここからが今日の本題です。年長さんの1年間はこんな流れで進んでいくので、事前準備をしっかりしておいてほしいなと思います。
4〜5月:情報収集と園への相談
年長になった最初は情報収集です。まずは幼稚園・こども園・保育所の担任の先生に相談してみるのが良いかなと思います。
園に特別支援教育コーディネーターがいればそちらでもいいですし、園長先生でも構いません。「今こういう状態なので、どうしようかな」というところからスタートするのが自然ですね。
そうすると、多くの場合は市の就学相談を案内されると思います。特別支援学級か通常級かで迷っている方、特別支援学校を検討している方は、ぜひ行ってみてください。
特に特別支援学校は説明会が早い時期にあることも多いので、より早めの情報収集をおすすめします。
逆に「通常学級で大丈夫そうだな」という場合は、就学相談よりも身辺自立を固めることや、今できる学習を進めることのほうが優先度が高いかもしれません。
5〜9月:学校見学と発達検査の準備
この時期は学校見学と心理検査(WISCや田中ビネーなど)の準備です。
特別支援学級を検討する場合、検査結果は提出書類としてかなり重要になってきます。
予約が必要なので早めに動きましょう。小学校に電話すると、多くは教頭先生が取り次いで見学の段取りをしてくれると思います。
ここで一つ、心の準備をしておいてほしいことがあります。発達検査の数値を見ると、思っているよりお父さんお母さんは落ち込みます。
「こんなにできなかったの」となるんですよね。でも、あくまで数字です。
本当にあくまで数字なので、気にしすぎる必要はありません。
ただ他の方が判断する材料にはなるので、見方が分からない場合は病院の先生や療育施設の先生に聞いて、「本人が苦手なことは何なのか」という情報として活かしてほしいなと思います。
サポートブックなどに書き留めておくと、その後の学級選びもやりやすくなりますよ。
目安としてお伝えすると、僕の所感ではIQ85以上であれば通常級も視野に入れて良いのかなという感じです。85を下回る場合は、特別支援学級も含めて見ていく必要があるかなと思います。
そして学校見学では、お子さんの反応もよく見てほしいのですが、ここに落とし穴があります。
幼児が両方を見たとき、通常級で皆がカリカリ勉強している姿に萎縮して、おもちゃなどが置いてある支援学級のほうを「こっちがいい」と選ぶことが結構あるんですよね。
「遊べるものがあるから」で選んでしまうと、本質的に伸ばしたいところが伸ばせない可能性があるので、そこは保護者の方が冷静に、総合的に判断してあげてほしいなと思います。
夏〜秋(7〜10月):就学相談の申し込みと面談
この時期は就学相談です。富山市では「さわやか相談会」という名称のものがありますが、名前は市区町村によって変わるので調べてみてください。
面談・行動観察・検査結果の確認を通じて、「こちらのほうが良いのでは」というアドバイスをもらえます。
ここでも一つお伝えしたいことがあります。相談してスッキリするご家庭もある一方で、結構ダメージを受けてしまう方もいるんですよね。
というのも、就学相談の担当者や学校の先生は熱心な方が多いからこそ、適当なことが言えないんです。制度上の問題もあって、どうしても白黒はっきり伝えがちになる。
それを聞いて「やっぱりうちの子はダメなんだ」とズバッと刺さってしまうことがあります。
だから僕が言えるのは、就学相談もあくまで参考程度にということ。いろんなところに相談しに行くのは本当に大事なんですが、その都度「最終決定は自分がする」と思っておくことが重要なんじゃないかなと思います。
10〜11月:就学時健康診断
学校保健安全法により11月30日までに実施と定められている、小学校入学前の最終チェックです。内科・歯科・眼科・耳鼻科、視力・聴力、そして発達に関する検査などが行われます。
発達検査といっても大がかりなものではなく、名前を確認されたときに答えられるか、話をちゃんと聞けているか、一斉に行動するときにお母さんのところへ行ってしまわないか。そういうところを見られるイメージ(市区町村などによって異なります)ですね。
僕が年長さんの療育をするときは、この就学時健診を一つのベンチマークにしています。
「ここまでにいろんなことを一旦終わらせておこう」という区切りなんですよね。
具体的には、ソーシャルスキルトレーニングとして集団の中でなんとなくやっていける状態を作っておくこと。
そして場所によっては簡単な読み書き計算があるかもしれないので、軽くできるようにしておくこと。
ただ、優先順位で言うと一番重要なのは①身辺自立ができていること、その上で②集団活動ができること、最後に③学力的な準備です。
この順番は間違えないでほしいなと思います。ここで集団活動が難しかったり配慮が必要と判断されると、小学校や教育委員会から「少しお話しましょうか」と連絡が来ることがあります。
健診後すぐの場合もあれば、少し経ってからの場合もありますね。
10〜12月:教育委員会の審議 → 1月:通知と入学準備
教育委員会の審議を経て就学先が決定します。
例年、本当に迷いに迷って12月末ギリギリまで悩まれる方もいますし、1回だけですが年が明けてから決定したケースも経験しました。多くの方は11月〜12月に最終決定という流れですね。
その後、1月31日頃までに保護者へ通知が届き、入学説明会や体験入学に参加して、園から小学校への引き継ぎが行われ、入学となります。特別支援学校の場合は、もっと早い段階でほぼ決まっているイメージです。
こうして逆算すると見えてくるのが、冒頭にお伝えした結論です。4〜5月の段階で目指す学びの場を明確にして、そこに向けた療育をしていく。
通常学級を目指すなら今の課題をそこに合わせていく、少人数が合いそうなら小さいクラスを経験しながら少しずつ評価していく。
集団療育であれば、名前が書ける・字が書ける・数字を覚える・簡単な計算ができる、といった準備もすごく重要になってきます。
本当は「年中のうち」から始めたい2つの準備
① 療育と受給者証は早めにつながっておく
年長の最初からでも良いのですが、できれば年中の段階からおすすめしたいのが、心配があるなら療育を受けておくこと、そして受給者証を取得しておくことです。
なぜかというと、小学校に上がった後に放課後等デイサービスを使いたいと思う方は結構多いんですよ。
ところが特に地方都市では、放課後等デイサービスが高い確率で埋まっているんですよね。
事業所も存続のために定員を満たす必要がありますから、もともと児童発達支援からつながっている子を優先的に受け入れる傾向はどうしても出てきます。
つまり、早い段階から療育につながっていると、その先の放課後等デイサービスにもつながりやすくなる。結果として支援が途切れないんです。
「うちの子は発達に凸凹がありそうだな」と感じた時点で、施設見学など早め早めに動いておくと、就学前にいろんな準備が整う可能性が高くなりますよ。
② 必要な書類を早めに揃える


特別支援学級を検討する場合は、次のようなものが必要になってきます。
- 発達検査・心理検査の結果
- 医師の診断書・意見書
- 療育手帳・身体障害者手帳(該当する場合)
- 個別の教育支援計画、就学支援に関する資料 など
学校に入ること自体はそこまで大変ではないかもしれません。
でも入学した後のことを考えると、いろんな場面でこれらの書類が必要になるんですよね。だから早めに準備しておくに越したことはないかなと思います。
学校見学で必ず見てほしいポイント
最後に、学校見学のときにチェックしてほしい項目です。
- 教室の環境(最重要)
- 支援体制・職員の配置(最重要)
- 通学手段と距離
- 医療的ケアへの対応
- 通常学級との交流及び共同学習の状況
特に教室の環境・支援体制・職員の配置は最重要と言っても過言ではないと僕は思っています。
たとえば音が響きすぎる環境や、支援学級が音の面で仕切られていない環境だと、通常級にいても支援学級にいても本人にとって辛い場合があります。
そういう場合はイヤーマフなどの配慮を早めに相談する必要が出てきますよね。
そして職員の配置。その先生が信頼できそうかどうか、これは感覚で構いません。明らかにちょっと心配だなと感じたら、早めに相談してみるのが重要です。
これは先生が悪いというより相性の問題で、人間ですからうまくいかないこともあります。もし学校での成長が見込みにくい状況になったときは、サードプレイスの活用が重要になる可能性もあります。
何にせよ、信頼できるかどうかはその後の学校生活を左右する大きなポイントです。
あとは、子どもがその場でどんな表情を見せるか。ご家族で意見が分かれることもあると思いますが、実際に複数の場を見て総合的に判断してほしいなと思います。
そして、お子さんが「こっちがいい」と言ったときは、親の気持ちを通しすぎずに「合っているなら、まずはやってみようか」という気持ちも大切かなと思います。
入学後の生活も見据えておきましょう。就学に伴って児童発達支援から放課後等デイサービスへ切り替わりますが、預かり型の放デイに行く場合は通所日数が増えることが多いです。
そうすると受給者証の日数変更が必要になります。ここを早めに動いておかないと、入学直後に出鼻をくじかれることにもなりかねないので、準備しておくと安心ですね。
保護者の皆さまからのよくある質問と回答


お子さまの就学にあたり、多くの保護者の方が抱える疑問や不安について、Q&A形式でまとめました。ぜひ参考にしてください。
- 就学時健診で子どもの特性に合わせた配慮をしてもらえるのでしょうか?
-
はい、就学時健康診断の通知を受け取ったら、早めに学校に相談することをおすすめします。
お子さまが長時間の待機が難しい場合や、特定の状況で不安を感じやすい場合など、具体的な状況を伝えると、学校側は柔軟に対応してくれます。
実際に、「相談したことでスムーズに診断を受けられた」という保護者の声もあります。
- 学校見学や説明会では、どのようなことに注意すれば良いでしょうか?
-
学校見学や説明会では、些細なことでも気になる点は遠慮せずに質問しましょう。
特別支援学校や、その利用する放課後等デイサービスは、事業所ごとに雰囲気や活動内容が異なります。
実際に見学することで、お子さまに合った環境を見つける手助けとなります。
また、地域の小学校での行事(遠足や運動会など)について事前に知ることで、就学後のイメージを具体的に持つことができます。
- 情報収集はどのように行えば良いですか?
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情報は待っているだけでは得られません。積極的に行動し、特別支援学級や特別支援学校に通う保護者から具体的な話を聞くことが大切です。
早めに情報を集めることで、就学先の選択に役立ちます。
インターネットや口コミの情報は参考程度に留め、実際に関係者に直接質問することをおすすめします。
- 家族で就学先の意見が分かれた場合、どうすれば良いでしょうか?
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家族間で意見が分かれることは珍しくありません。その場合、お子さまにとって最適な環境は何かを一緒に考えましょう。
義務教育の9年間でお子さまに身につけてほしいことを重視し、話し合いを重ねることが大切です。
最終的には教育委員会の判断に従うこともありますが、納得できるまで家族で意見交換を行いましょう。
- 就学先の決定に納得できない場合、どうすれば良いですか?
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就学先の決定に納得できない場合は、再度在籍園の先生や教育委員会に理由を詳しく確認しましょう。
必要であれば、専門家の意見を求めることも有効です。
お子さまの教育的ニーズを理解し、最適な環境を選ぶために、保護者として積極的に関与することが重要です。
- 特別支援学校の雰囲気やサポート体制はどのようなものですか?
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特別支援学校では、先生たちが一人ひとりの成長に合わせて丁寧に対応してくれます。
お子さまが安心して学校生活を送れるよう、温かい雰囲気が特徴です。また、車椅子の使用や歩行など、個々の能力に応じたサポートが受けられます。
地域の学校との交流もあり、地域の子どもたちとの関係も深められます。 - 進路選びで大切なポイントは何ですか?
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親の希望だけでなく、お子さまに適した環境を考えることが重要です。
就学後1~2年先を見据え、お子さまが無理なく成長できる環境を選びましょう。
また、利用可能なサービスや支援を積極的に活用することで、お子さまの可能性を広げることができます。
- 入学後の学校生活に不安があります。どう対処すれば良いでしょうか?
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入学後の不安を軽減するためには、事前に学校と連携を取ることが大切です。
お子さまの特性や心配事を教頭先生や担任の先生に伝え、必要な配慮やサポートをお願いしましょう。
先生たちはお子さまを見守り、何かあればすぐに対応してくれます。保護者からの情報提供は、学校側にとっても大変有益です。
- 情報の受け止め方で気をつけることはありますか?
-
インターネットの情報や口コミは、あくまで参考程度にとどめましょう。
個々のケースによって状況は異なるため、直接学校や関係機関に確認することが確実です。
自分から積極的に質問をし、正確な情報を得ることが大切です。


まとめ:迷ったら、早めに動いて、たくさんの人と関わる
今日は障害のあるお子さんの就学までの流れを、4つの学びの場と年長1年間のスケジュールを軸にお話ししてきました。
あらためて整理すると、4〜5月に情報収集と園への相談 → 5〜9月に学校見学と発達検査 → 夏秋に就学相談 → 11月30日までに就学時健診 → 10〜12月に教育委員会の審議 → 1月末までに通知、という流れです。
結論はシンプルで、早めにいろいろ準備しておいたほうがいいということ。
そして支援を受ける可能性が高いほど、学校や支援学級だけでなく、いろんなところと関わっておいたほうが、お子さんが楽になる可能性が高いということです。
特別支援学級や特別支援学校という言葉に、今も少し心が痛む方がいるかもしれません。
でもこれは、お子さんが今、最も力を伸ばせる場所を選ぶという話であって、決してお子さんや、ましてやご家族を否定するものではありません。数字はあくまで数字ですし、学びの場は一度決めたら終わりでもありません。
迷ったら、まずは市区町村の教育委員会(富山市であれば学校教育課など)に連絡してみたり、近くにいる人に相談してみてください。
一人で抱え込まず、早め早めに動いていただけたら一番良いのかなと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。皆様、良きライフを!


